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2023/03/04

P-Navi編集部

シクロクロス東京2023Day2

シクロクロス東京2023Day2

大盛り上がりだったエンデューロの後はコース整備を行い、午後からは上位クラスの決戦が行われる。まずは市民シクロクロッサーの最高峰とも言えるマスターズのカテゴリー1が開催された。


マスターズ1を制した生田目修(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス)

いよいよ最後の2レースは、世界選手権帰国組を迎えた男女のカテゴリー1レースだ。これらのレースは国内シクロクロスリーグJCXの最終戦を兼ねての開催となる。
まずは、女子のWE1だ。ここには全日本チャンピオンジャージの小川咲絵(AX cyclocross team)、世界選手権U23代表の石田唯(早稲田大学)が参戦。他の注目選手としては、ロード(U23)で全日本選手権を制し、MTB(U23)では日本ならびにアジアチャンピオンの小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)が挙げられた。


にこやかにウサギのポーズで記念撮影するWE1の出場選手


勢いよくスタート

このレースには21名がエントリー。定刻通りスタートの号砲が鳴ると、勢いよく選手が飛び出して行った。


石田唯(早稲田大学)が先行。追う小川咲絵(AX cyclocross team)に続き、少し遅れて小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)も、バイクを担いで先頭を追う

ほどなく、小川、小林、石田の3名が先行する形ができた。3名は力強くペダルを踏み込み、他の選手との差を開く。
2周目になると、先頭を行く小川のペースについて行かれず、小川と石田、小林との間の差がじわじわと開き出した。後ろを振り返ることもなく、林間をスムースに走り、砂セクションではパワフルに踏み込む小川の実力はひとつ抜きん出たものがあった。


小川を追う石田と小林

先行する小川と追う2名。石田はこのコースの突破口になる砂セクションを得意としていることがアドバーンテージとなり、小林よりわずかに先行し、単独で先頭の小川を追った。


砂セクションをたくみに走る石田

快調なペースで軽やかに走る小川には疲労も見えず、ペースも衰えない。トラブルがない限り、小川の優勝の可能性は非常に高いように見えた。残すは2位争いとなるが、中盤から小林がペースアップし、石田をかわして2位に位置を上げていた。


森林パートをスムースにこなす小林が追い上げる

終盤には、それぞれの間に差が開き、1人ずつゴールを目指す形に。


先頭でべストラップを刻み続ける小川

最終周回、小林が猛烈にペースアップし、小川に迫ったが、小川には届かなかった。小川はほとんどの周回で最速のラップタイムを刻み続け、今季の他のレースと同様、最終戦でもトップでフィニッシュ。国内での連勝記録を伸ばしたのだった。


またもや独走で優勝した小川。バイクを掲げて優勝をアピール

2位には17秒差で小林が入り、その後、石田がフィニッシュ。表彰台を確保した。


WE1の表彰式。小川、小林、石田が笑顔で皆の祝福に応える

※2日目のラストを飾るのは、ME1TOP35!レース詳細は次ページへ→

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