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2020/03/02

P-Navi編集部

第12回ウィーラースクールin前橋

第12回ウィーラースクールin前橋

2月11日、群馬県のヤマダグリーンドーム前橋を会場に、子ども向けの自転車教室『第12回ウィーラースクールin前橋』が開催され、2歳から小学6年生まで、計66名の子ども達が自転車を使ったカリキュラムを体験した。

全天候型ドームでの自転車教室。子どもたちがイキイキと走り回る

このスクールの主催は、前橋を本拠地とするロードレースチーム『群馬グリフィン』。日本競輪選手会の群馬支部の選手たちも協力し、ロード、競輪の選手たちが講師を務める形で毎年開催され、今年で12年目を迎える恒例イベントだ。ベルギーのフランドル地方の自転車連盟に譲り受けた経典を基とし、フランドルの言葉で『自転車』を意味する『ウィーラー』を用い、『ウィーラースクール』と名付けられたメソッドで展開されている。

群馬グリフィン、競輪選手会群馬支部の選手たちという豪華な講師陣

毎年、ロードレースの開催がない時期に企画されるため、1~2月の極寒時期の開催となるが、全天候型のアリーナが会場とあって、ペダルなし自転車にまたがった2歳児も楽しめる環境が整っている。楽しめて、役に立って、豪華な講師陣が揃えど、参加費は無料。リピーターも多く、毎年多くの子どもたちが、この日を楽しみにしているようだ。

子どもたちは、初級のチャレンジクラスと、中上級のスポーツクラスに分かれてエントリーする。チャレンジクラスの子どもは、ペダルなし自転車に乗る幼児には、より遊び要素の大きい別カリキュラムで楽しめるゾーンを用意、ペダル付き自転車に乗れる子どもを年齢等で2グループに分類。スポーツクラスはロードバイク組と、普通車・クロスバイク組と車種で2分し、計4つのグループに。それぞれに競輪、ロードの選手たちが担当講師として振り分け、スクールが行われることになった。

まずは、座学でルールの話。「自転車はどこを走るか」「どんな走り方をしたら危ない?」など、保護者が取り巻く中で子どもたちに問いかけ、コミュニケーションをとりながら、正しい知識を伝えていく。自転車のルールを知らない大人も多いため、子どもにルールを伝える立場にある保護者にも、ルールや安全のための知識を伝えていく狙いもあるそうだ。

ルールの話のあとは、グループに分かれ、自転車チェック

続いて、自転車を持って集まり、タイヤの空気圧やパーツの緩みの有無、ブレーキの効き具合、ヘルメットの緩みなどを確認する。こちらも、この後、保護者が自宅で子どもたちの自転車の安全確認ができるように、保護者立会いの下で進められていく。

講師の選手が各カリキュラムの見本を見せる。真剣に見守る子どもたち

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