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2021/04/06

P-Navi編集部

グルメも魅力!「走ってみっぺ南会津」

グルメも魅力!「走ってみっぺ南会津」

濃い緑の山に向け、橋を渡る。水と緑の織りなす景色がこれほどまでに美しいとは……。参加人数が少ない分、景観が色濃く視界に迫ってくる。美しい景観の中を、気持ちよく走れる幸せ。自由と解放感をかみしめる。窮屈な時間が多い昨今だが、その全てが解き放たれて行くようだ。

道はほんのりと上っているようだが、厳しさを感じるほどではない。帰りは気持ちよく走れるだろうなと、ぼんやり思いをめぐらせた。美しい川とともに、しばらく走ると、前方にテントが見えてきた。ついにランチエイドだ!この高畑スキー場エイドでは、名物のマトン丼が振る舞われていた。サイクリング大会としては非常に珍しい定食レベルの大盛りで、このために参加しているという参加者も少なくない。

ついに来た!マトンエイド

香ばしい香りを放ちながら、マトンがあぶられている!

今年も各地で温かいごはんにドーンと盛られたマトンを多くの参加者が頬張っていた。マトンは噛み締めると、ジワッと旨味が染み出してくる。やわらかくて、タレが絡んだご飯とベストマッチ。さらにマトンとともに乗せられた柴漬けも驚きの太さ!噛み締めると、絶妙の歯応えが楽しめ、気持ちのよい酸味と、汗をかいたカラダにうれしい塩味が口の中に広がる。マトンの食後をサッパリさせてくれる相乗効果もあるようだ。

走ってみっぺ名物のマトン丼。この大きな柴漬けの存在感も大!

ランチを食べた後も、しばし参加者との交流を楽しんだ。さて、コースはもう少し奥まで伸びている。お腹は重いが、出発しよう。

白い岩と美しい川が織りなす不思議な世界「屏風岩」

折り返し地点は「屏風岩」。伊南川の急流が長い歳月をかけて生み出した白い岩々が、天に向かってそそり立つ絶景ポイントだ。美しい渓流の中に奇岩・怪岩が並び、自然の底知れぬパワーを感じさせられる。例年は真夏の大会とあって、ダイブする参加者がいるのだが、今年もいたとか、いないとか?美しい水に足を浸したり、散策したり、童心に戻ったように、この涼やかで美しいスポットを満喫したのだった。

窮屈なサイクリングシューズを脱ぎ、澄んだ水に足を浸し、開放感と清涼感を楽しむ参加者

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