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2021/12/14

Perfecta編集部

UCI資生堂琵琶湖グランプリ

UCI資生堂琵琶湖グランプリ

シクロクロスレース「UCI資生堂琵琶湖グランプリ」が11月21日に開催された。舞台は琵琶湖に突き出す滋賀県草津市の烏丸半島。タイトルにあるように、UCI(世界自転車競技連合)公認の大会であり、上位入賞者には世界ランキングの基礎となるUCIポイントが付与される。
烏丸半島は琵琶湖の原風景といわれるヨシ原が広がる自然豊かな土地。熱気球フェスやイナズマロックフェスの開催地としても有名だ。今回は琵琶湖博物館横のハス回廊に囲まれた広場スペースに特設コースが設営された。

この日は、MTBの全日本選手権が開催されており、MTBレースに参加する選手が欠場し、ロード系の選手と、関西でシクロクロスに参戦する選手たちがしのぎを削ることになった。レースは広場に張り巡らされた2.9kmのコースで開催。斜面をうまく活用して設計され、アップダウンやコーナーも多く含まれる。これまでも、この土地でレースは開催されてきたが、今回のコースは以前のものよりも難度を上げて設計されたという。


スタートしていく女子エリートの選手たち

女子エリートは、12時55分にスタート。MTB系の選手が欠場したため、この日注目を集めたのは、11月はじめに開催された幕張クロスの勝者、石田唯(早稲田大学)や、福田咲絵(AX cyclocross team)ら。
すばらしいスタートを切った鵜飼知春(andmore)を先頭に、第1コーナーを回る。石田がここにぴったりつき、好発進した。


先行する福田咲絵(AX cyclocross team)と食らいつく石田唯(早稲田大学)

少し遅れた福田が、ここに合流、鵜飼を引き離し、石田と福田が2名で先行を始めた。福田は調子の良さを見せ、抜け出し、石田も引き離して早くも独走態勢に入った。福田が独走し、これを石田が単独で追い、その後ろに鵜飼と赤松綾(AYA BIKES)の2名が続く展開に。


先頭2名を追う赤松綾(AYA BIKES)と鵜飼知春(andmore)

シクロクロスでは、カテゴリー別に競技時間の目安が決まっており、選手のその日のペースを見て、コミッセール(審判)が周回数を通告する。女子エリートの競技目安時間は40分であり、この日のレースは6周回で開催されることが宣言された。
勝つために福田は5周回の独走を果たさねばならないが、単独で先行を続ける福田の勢いは衰えない。じわじわと石田との差を開いていった。


福田を追い、一人で走る石田

先行する2名を追う赤松と鵜飼のパックに望月美和子(ORCA CYCLING TEAM)が追いつき、追走は3名に。ここから望月が抜け出し、3位のポジションに上がると、単独で石田を追った。


赤松と鵜飼のパックに望月美和子(ORCA CYCLING TEAM)が合流。望月は一時単独3位まで順位を上げた

福田は石田との差をキープしたまま最終周回へ。堂々とした走りで、最終周回も走り切り、UCIレースを制した。


最後まで独走を続け、笑顔で両手を上げフィニッシュする福田

同じく一人旅となった石田も2位のポジションをキープしてフィニッシュ。3位には、最後に望月をかわした赤松が食い込んだ。

→男子エリートのレポートは2ページ目をご覧ください。

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