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2020/04/17

P-Navi編集部

プレイアトレ土浦・レポート

プレイアトレ土浦・レポート

「サイクリストに限らず、ビギナーの方も、体験したことのない方にも、来てほしいんです」と、このホテルへの愛着が溢れ出るような笑顔を見せる宮越支配人。だからこそ、誰でも遊べるスムージーマシンを入れるなど、どんなひとでも『自転車』を楽しみつつ、ここで過ごす時間を楽しめる仕掛けを練ったのだという。「(レンタサイクルがあり)手ぶらで来られて、トラブル対応もできる安心感もあるこの施設の環境を丸々楽しんで欲しい」と語った。

考えてみれば、『アトレ』といえば、駅のファッションビル。自転車を持ち込んで買い物や食事、さらには宿泊するなんて、常識的にはありえない行動だったはず。それが、ここでは上質なライフスタイルとして、堂々とふるまえて、さらには、羨望の眼差しで見られてしまったりするのかも! 自転車とともに、この環境を楽しむこと全般をアクティビティと考えれば、それは誰にとっても心躍る体験であるはずだ。

館内にはポップアップストアスペースも。この日は「弱虫ペダル」関連の展示が行われていた

品揃えの豊富な「ル・サイク」

「ル・サイク」では修理やメンテナンスも明瞭会計で依頼しやすい

一階の『ル・サイク』の前で、自転車を輪行(専用の袋に入れ、電車などに乗せて自転車を運ぶこと)してきた女性2名に遭遇した。話を聞くと、今日は『星野リゾート BEB5土浦』に宿泊予定とのこと。「今日も走ろうと思って来たんですけど、(外を)見たら、風が強いから、今日はもうヤメちゃって、ゆっくりしちゃおうかなって!」と満面の笑顔を見せた。ここで、ハッとした。そうか、だからここは『サイクリングリゾート』なのか。マリンスポーツやテニスなどのアクティビティや、過ごす時間を楽しむ一般的な『リゾート』と同様に、ここは自転車と食事やショッピング、ホテルへのステイを総合的に楽しむ『サイクリングリゾート』なのだ。汗をかいて自転車で長距離を走破する必要なんて、全然ない。あくまでおしゃれに、気楽に、自転車をキーワードにリゾートステイを楽しめばいいだけなのだ!

『星野リゾート BEB5土浦』はここに泊まり、過ごす時間を楽しむために、土浦に来る価値があると思える場所だと感じたし、ここに来れば誰でも確実に、『プレイアトレ土浦』や絶好のロケーションでのサイクリングも楽しむこともできる。

『プレイアトレ土浦』全館に共通していたのは、おしゃれでセンスがいいけれど、リラックスできる場所であること。そして、そこに心身の健康にも、環境にもいい自転車というアクティビティが加わり、ただの受け身の『リゾート』ではない、個々が自由にデザイン可能な楽しみがプラスされる。

訪れれば誰でも、滞在を楽しめる場所であり、サイクリストにとっては、自分が自転車乗りであることをちょっぴり誇りに思える場所であるだろう。

今は、新型コロナウィルスの影響により、厳しい状況にあるけれども、状況が落ち着いたら、お祝いも兼ねて、皆で大いに盛り上がりに行きたい!

少しでも興味が持てるなら、土浦を訪れてみてはいかがだろうか。きっと「また戻って来たい」と思えるような、格別な経験が待っているに違いない。

※掲載情報は3月取材時のものです。営業状況については変更になることがございますので、必ずウェブサイトなどで事前にご確認の上、足をお運びください。

※追記:4月18日から5月6日までは、生活必需品業種のみ営業。全館18時に閉店となっています。

プレイアトレ土浦

画像:編集部、施設提供

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