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2021/02/04

P-Navi編集部

飯田市ポタリング・レポート

飯田市ポタリング・レポート

少し散策しながら、そろそろ和菓子屋さんを目指そうか。ダイレクトに中心街へ向かうのではなく、地図上で気になっていた弧を描くように伸びる道をいこうと、図書館手前まで戻り、曲がってみる。


失敗!下り坂だった……この下った分は、いつ上るのだろう

またもや下り坂!小学校の先まで戻れば完全に平坦な道で、苦なくアクセスできたのにと、もはや笑うしかない。それなりの勾配なのだが、市街地の中の道ながら左側が完全に開けており、開放感のある気持ちの良い下り坂。きたからには下り切ってみよう。


提灯屋さんを発見!こういう探検が楽しい

駅前に向けて伸びる通りへ無事に合流し、この道を駅方面に向かってみることにした。飯田は超大型の獅子舞祭などで有名なのだが、提灯屋さんを発見。祭りの文化が根付いているようだ。こんな風に自転車は歩くより気楽に道を選べて、広いエリアを散策できる。車より近くに景観や店舗を見ることができ、発見が多い。道も、店も、人も__偶然の出合いとの楽しさがそこにある。


山を借景にインパクトのある眺めが楽しめるよう設計された美しい公園


一目で商品展開の多様さが伝わる『田月』

エリアには休憩できる場所も多いようで、コンパクトながらも広がる山を借景に噴水が噴出しており、ゴージャスな公園も。散策をしていたら、『田月』さんに辿り着いた。


田月の名物、バリエーション豊かなな大福


「ぽぉ」が描かれた「りんごきんつば」と「お菓子とうふ」

店内に入ってみると、焼き菓子や和菓子、アイスバーなど、多くのジャンルに渡り、たくさんの商品が並んでいることに驚いた。フルーツを入れた大福、驚くほど大きな栗まんじゅう、モナカなど、多様なお菓子が所狭しと並ぶ。葡萄を入れた『ナガノパープル大福』、『シャインマスカット大福』、『チーズケーキ大福』など、フルーツやクリームを入れた創作大福が目についた。『田月』の名物はこの大福らしい。定番のきんつばもりんごが名産の飯田らしく、りんご入りのものがあったり、豆乳入りの『お菓子とうふ』というオリジナルのお菓子があったりと、一捻りした「この店にしかない」商品が多い。しかもアイスかと思えば、アイスケースの中にあるのは葛で固めた『葛バー』だった!聞けば葛で固めているため、1度、溶けても再凍結も可能なのだとか。土産などで持っていく際にも安心だ。もちろん、味は落ちる可能性が高いので、再凍結は可能な限り避けたいところだが……。


葛バーをいただく、ネットリした食感が楽しい

悩みに悩んで、『ナガノパープル大福』や『りんごきんつば』、『葛バー』などをチョイス。『葛バー』は程好い甘みで、イチゴの風味が強く生きている。アイスクリームの特徴である油分がないので、しつこくなく、独特のネットリした食感が病みつきになりそう。和菓子は比較的カロリーの低いものが多いが、これはアイスが止められないダイエッターにもオススメできそうだ。これ以外の和菓子は背中のリュックに入れ、先を急ぐことにした。

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